介護の知識, 福祉の知識

違いを知ろう!介護の「介護施設の種類」について

一口に「介護」といっても、この業界では職種や施設によって介護士でも仕事の内容が異なり、必要な資格も変わるものです。

同じ「介護職・ヘルパー」でも、働く場所により求められるスキルが異なるんですね。


今回はそんな介護の仕事の種類や、職場ごとの特徴、仕事の魅力などをお伝えします。転職検討中の方は、要チェックです!

デイサービス(通所施設)

普段は自宅で暮らす利用者様が、昼間の時間を過ごす場所がデイサービスです。

主な仕事内容は、身体介護や身の回りのお手伝い、レクリエーションの提供です。

多様なデイサービスの業務

主に日中の時間帯に、食事入浴機能訓練などを行うデイサービスは自宅に住む高齢者が利用するため、送迎も業務に含まれることが多いです。


朝、ご自宅に利用者様を迎えに行き、送迎車に乗っていただきますが、その際の介助も業務のうちです。

デイサービスでは、社会的孤立感の解消や生活の活性化などを主な目的にしています。

ただ食事やおやつを出してお風呂に入るだけではなく、職員や他の利用者様との交流を図ったり、レクリエーションを楽しんでもらったり、普段ご自宅に引きこもりがちな活性化も大切な役割です。

デイサービスの醍醐味?様々なレクリエーション!

定番のレクリエーションといえば折り紙などの手を使った作業や、軽い体操やストレッチ、カラオケ、将棋など。

他にも、園芸や地域交流イベント、軽作業で収入を得られたりと、デイサービス施設ごとに多彩な内容があります。

デイサービスの中にもいろんな種類があるんです

また、同じデイサービスでも、デイケア(通所リハビリテーション)という別の介護保険サービスもあります。

デイケアには、よりリハビリテーションの必要性が高い方、医療的ケアが必要な方が通ってきます。

他には、落ち着いた環境で穏やかに介護サービスを利用できるよう、認知症の方専門の小規模で家庭的な環境を意識したデイサービスです。

ホームヘルパー

ホームヘルパーは、その名のとおり、自宅で暮らす要介護者の日常生活の支援を行う介護スタッフ。介護保険上では「訪問介護員」と呼びます。


決められた時間に、要介護者の自宅を訪問し、必要な介護サービスを行います。

あらかじめケアマネジャーやサービス提供責任者と、利用者や家族との間で相談し決定された内容の支援を行います。

ホームヘルパーの主な仕事内容3つ

身体介助


排泄、食事、着替え、入浴などの身体介助と、それに伴う準備や片付けなど。

生活援助

掃除、洗濯、調理、買い物などの家事の援助や、薬の受け取りなど。


③通所介助

ホームヘルパーが自ら車を運転し、利用者を病院へ連れて行き、移動(歩行・車椅子走行など)や受診手続きを介助します。

ホームヘルパーは家政婦ではありません

ホームヘルパーは家政婦やお手伝いさんと混同される場合がありますが、全く異なります。

訪問介護は、“要介護者の普段の暮らし”をサポートするものなので、例えば、大掃除や庭の草刈り、お客さんが来るときの食事作りなど、大がかりな家事は支援外になります。


また、介護保険サービスは、あくまで要介護認定を受けた方へのサービスです。

ついでに同居家族の分の食事を作ることもNGです。家族の部屋の掃除や家族の衣類の洗濯なども含まれません。

一方で、ホームヘルパーには、要介護者や家族に生活上のアドバイスや精神的なサポートをすることも期待されます。


介護が必要になると、外出や社会との接点が減り、気持ちが沈みやすくなります。また要介護者の家族の多くは、介護疲れを感じています。

ホームヘルパーは介護の仕事を通じて、家族の負担を軽減することもできます。


ホームヘルパーは、家事代行ではなく、在宅介護を支えるプロフェッショナルなのです。

老人ホームなどの入居介護施設

特養・有料老人ホーム・高齢者向け住宅などの入居介護施設は、施設の種類ごとに、高齢者の要介護度などが異なります。

そのため仕事内容も、施設によって異なります。

・特別養護老人ホーム(特養)


主に自治体や社会福祉法人が運営し、公的な要素が多い施設が特別養護老人ホームです。


基本的には、利用者の財産の範囲で月額の利用料金などが決まります。

比較的安価な場合が多いため、常に満床状態で待機されている高齢者の方が多いです。

特養には大きく2つの種類があります。ひとつは多床室(相部屋)。もうひとつは、ユニットケアを取り入れた個室です。


ユニット型の特養の中には、広々としたリビングや玄関などを設け、有料老人ホーム並みの設計である場合もあります。

特別養護老人ホームには要介護3以上の高齢者が入居するのが基本で、寝たきりの方も多いです。

食事介助、排せつ介助、入浴介助など、身体的介助が中心で、更衣や口腔ケア、清拭などもあります。


その他にも買い物・外出などの付き添い、レクリエーションなどもあります。

入居施設なので基本的には夜勤もありますが、日勤だけでの勤務短時間のパート勤務も可能。逆に、夜勤のみの勤務形態を設ける施設もあります。

・介護付き有料老人ホーム


介護付き有料老人ホームは、特養とは異なり主に民間企業の運営です。

月額の利用料以外に、入居時に一時金がかかるケースが多く、その金額は施設によって様々です。

入居者も金額相応のサービスを求めることが多いため、接遇マナーがより重視されたり、より丁寧なケアが求められる傾向があります。

介護付き有料では「要介護度3以上」などの入居条件が無いため、要支援や要介護度が比較的軽めの利用者も多く、ホームによっては立されている方が多い場合もあります。


特養と同様に、身体介護や生活援助もありますが、レクリエーションや外出イベント、入居者のサークル活動のサポートなども多いでしょう。

・認知症型グループホーム

認知症の高齢者が共同で生活するグループホームでは、9人までを1つの単位(ユニット)として、家庭のような空間で生活をし、その中で介護を行います。


食事介助、排泄介助、入浴介助などが中心です。

利用者様の認知症の進行を少しでも遅らせようという理念で、居室の整理整頓のお手伝いをしたり、一緒に家事をしたりすることもあります。

・サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)や住宅型有料老人ホーム

サービス付き高齢者向け住宅や、住宅型有料老人ホームは、「介護のための施設」ではなく「高齢者向けの住宅」という位置付けです。

基本的な生活相談や見守り食事提供、コンシェルジュサービスなどを提供します。

身体介護などの介護保険サービスは、利用者様が外部の訪問介護事業者やデイサービスと契約します。

入居者の介護は住宅型施設の職員・ケアスタッフではなく、訪問介護事業所のヘルパーなどが担当します。

ただし、訪問介護事業所がホームと同じ法人系列で、同じ建物内にあるケースなどでは、職員が2つの事業所の職員として兼務します。このパターンは多いですね。


以上、いろんな介護の職場をご紹介しましたが、どの施設にも共通していることが、人と人との関わりがあるということです。


利用者様との関りはもちろん、ホームヘルパーであればご家族の方やケアマネージャーとの連携が必要です。

施設では介護職員以外にも医師や看護師、理学療法士など、さまざまな職種の職員と連携して利用者様をサポートするので、チーム一丸となって仕事をすることになります。


施設や訪問、デイサービスなど選択肢がたくさんあるので、きっとぴったりの職場が見つかるはずです。


また、年齢も経験も関係なく全員がキャリアアップできる業界でもあるので、介護業界への転職に興味のある方、ワンジョブ転職へご相談ください。

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